寄付報告

WEBテストの点数や合宿参加といった個々の頑張りに応じて付与される「ティエラがんばりポイント」。ポイントが貯まると、ポイント数に応じた様々な賞品と交換できる中、あえてポイントを自分のために使うのではなく、寄付するという選択肢を選んでくれる生徒がたくさんいました。
ティエラがんばりポイント制度は2022年8月をもって終了しますが、ティエラで学ぶ子どもたちが環境問題・SDGsに関心を持ち行動してくれたことをポイント化し、その結果を寄付に繋げるTierra Eco & Future制度がスタートします。ティエラエココンクールやこのサイトで案内している各種コンクールに参加することが、植林の寄付、文具の寄付金額に反映されます。
2022年7月から2023年5月までのTierra Eco & Futureポイントが、これまでの寄付先にどのように届けられたかの報告は、2024年3月発行のティエラ環境保護活動レポートに掲載するとともに、このページでも紹介していきます。

2021年度ティエラがんばりポイント寄付報告

ベトナムへの寄付報告

【植林の寄付】
例年、寄付を届けてくれていた「ベトナムマングローブ子ども親善大使」は2021年も新型コロナウイルス感染拡大のため実施できませんでしたが、現地のカンザー森林局から、これまで植林したマングローブ林の様子が届きました。

ベトナムでも感染拡大が続いており、2021年分の寄付をカンザーに届けるのは、2022年春以降になる見込みです。

【文具の寄付】
ベトナムへの文具の寄付を届けるVinh Son Vinh Hoi小学校は、貧しさで有償である公立の小学校に通えない子どもたちのために、教会の信者の方々や支援団体からの援助で無償の教育を提供してるチャリティー小学校です。
こちらも新型コロナウイルス感染拡大防止のため休校が続いており、2021年分の寄付を届けられるのは、状況が落ち着いてからになりそうです。寄付報告は次年度のレポートに掲載します。 

モンゴルへの寄付報告 

【植林の寄付】
1995年からモンゴルでの植林活動を行っている特定非営利活動法人 GNCによるモンゴル セレンゲ県におけるアカマツの森の再生プロジェクトに活用していただきました。今回の植林はもともと林だったのが森林火災と伐採で草地化しているアルタンボラグ村で行われ、保水性が良好な土壌のため苗の定着と成長が見込めると報告いただいています。

植林の寄付による植林を行ってくれたGNCモンゴルの皆さん

【文具の寄付】
昨年同様、GNC Japanのスタッフの方が、ウランバートル市立 青少年育成特別教育センターで文具と施設で不足していた衛生用品を購入し、寄付してきてくださいました。文具を受け取る子どもたちは、「勉強がんばります!」と言いながら受け取ってくれたそうです。施設長の方からは、「新型コロナウィルス感染症が収束せず、施設としても苦しい状況の中、今年もこうして文具の寄付を頂き、とても有難いです。ティエラコムの皆さん、いつも寄付をありがとうございます。」というメッセージをいただきました。

災害から命を守る森を作る植林への寄付

災害から命を守る森を作る植林への寄付は、「公益社団法人鎮守の森プロジェクト」にお渡しし、他団体からの寄付とあわせ宮城県岩沼市、福島県相馬市における津波からいのちを守る森づくりに活用いただきました。

いのちを守る森づくり(鎮守の森のプロジェクト活動報告書より)

ティエラがんばりポイント寄付実績

ティエラがんばりポイントのモンゴル・ベトナム・災害から命を守る森を作る植林への寄付実績は下記の表の通りとなりました。寄付総額は30,850ポイント、154,250円。今年もたくさんのティエラ生の皆さんが、頑張ってためたポイントを寄付してくれました。

■がんばりポイント寄付先別ポイント一覧(20年6月~21年5月)

■1%環境教育基金 (20年6月~21年5月)

がんばりポイント総付与数 2,275,117ポイント
※このうち1%をティエラの子どもたちの環境教育のための基金として使わせていただきます。